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音響免疫療法で体温があがるメカニズム

湖に石を投げると、その振動が周りに伝わって波紋(ウェーブ)が広がります。この水の中を伝わるウェーブを「横紋」といいます。これは、振動の伝わる方向が波の方向と直角になる波のことをいいます。わかりやすいのは、Jリーグのサポーターが起こすウェーブです。応援しているチームが得点した時に、サポーター席で誰かが立つと、少し遅れて隣も立ち、また隣も立つ、そして座ると、少し遅れて隣の人も座る…というように、連鎖的に人の波が広がっていきます。あれが「横波」です。

 

これに対して、振動の伝わる方向と波の進行方向が同じ波が「縦波」です。皆さんが聞いている空気伝導は、すべて「縦波」になります。低周波や高周波でも空気の振動で耳に届く音は「縦波」です。

 

音には、人間の身体に影響を与える力がありますが、いつも聞いている音のほとんどは、空気伝導のため、残念ながらウェーブを起こすことはできません。

 

身体にウェーブを起こすには、まず骨伝導(個体)による音の振動が必要です。皆さんは、録音した自分の声を聞いたとき、いつも人と話しているときに聞いている自分の声とはあまりにも違うので「これが自分の声?」と違和感を持ったことはないでしょうか?

 

これこそが、空気伝導と骨伝導の違いです。録音した時に聞く声は空気伝導ですが、いつも自分が聞いているのは頭の骨を伝わっている骨伝導も加わっています。

 

音を骨伝導で響かせるには、身体の中心を通っている背骨に響かせることが重要となります。

 

背骨には、「脊髄」という脳と全身を結ぶ神経線維の束が収められています。脊髄は31個の骨に分かれ、それぞれの節からは左右に1対ずつ脊髄神経が出ています。脊髄神経は、頭部以外の全身に延びてあらゆる機能をコントロールしている、人体で最も重要な神経です。

 

脊髄にウェーブを伝えることが出来れば、固体のため振動は弱まることなく髄液に伝わります。髄液は液体のためウェーブとなって体内を巡っている血液やリンパ液などの体液へと広がっていきます。人体の50%~60%が水分のため、そのウェーブは全身に伝わり、筋肉にも波及します。ウェーブによって筋肉が震えれば、寒さを感じた時にブルブル震えて熱を作るのと同じ状況となり、熱がつくられるようになります。

 

こうして体内に「横波」が起こるとウェーブが全身に広がり、約60兆個の細胞を内側から振動させることが出来ます。

 

細胞が振動すると、その刺激によって細胞自身で活発化します。細胞が活性化すれば、酸素や栄養素の取り込みがよくなると同時に、老廃物もスムーズに排出できるようになり、毒素をため込むことがなくなります。そうなれば細胞の集合体である筋肉をはじめとする、様々な臓器の働きも活発になり、血流が改善して代謝機能も高まって熱が産生され、体温も上昇します。

 

体温が上昇して37~38度になると、今度は免疫細胞が活性化します。パワーアップしたマクロファージやNK細胞などが、スムーズに流れる血流によって全身をくまなくパトロールするよりなります。免疫機能が強化された結果、これまで見逃していたガンの芽や病原体を発見できるようになり、見つけると速やかに退治して発症を食い止めることが出来るようになります。

 

これが最終的に目指している、当院の整体鍼灸だけではなく音響免疫療法も組み合わせて生涯健康になっていただくプロセスです。

 

↓こちらで体温と健康寿命の関係性もご紹介させていただいております。併せて読んでいただけると嬉しいです。

健康寿命を延ばすには体温が重要

 

創健治療院

院長 明石 林太郎

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