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子供は、コロナにかかりにくい!その理由とは?
2022年、ご承知の通り、世界中でいまだに新型コロナが蔓延しています。
まだ薬も普及していない中で頼れるのは、ご自身の健康、そして自己免疫力です。
自己免疫力とは、具体的に何を指すのか?どうしたら自己免疫力を高められるのか?
新型コロナで重症化、死亡率は高齢者ほどその数は増加しています。
一方、20代以下では重傷者割合・死亡率は30代以上の方と比べると低いと言われています。
そして10代以下になると、他の年代に比べて更に低くくなります。
年齢が低いほどコロナにはかかりにくく、重症化しにくいことはわかっています。
この差は、どうして出るのか?
それは「体温の違い」にあります。
TERUMO体温研究所では、年齢と体温の関連について、
「人の体温は、乳幼児では平均37度C台と高いが、年を経過するごとに少しずつ下がり続け、10歳くらいで一定の値に落ち着く。その後、高齢になると再び低下する。」と説明しています。
体温は、自己免疫力に大きくかかわります。
身体には、ばい菌やがん細胞、ウイルス感染細胞といった病原となる異物を殺すナチュラルキラー細胞(NK細胞)などが働いて、病原を攻撃し、抗体を作って身体全体を守る働きがあります。
これが免疫です。
免疫は熱で活性します。
米国アルバート・アインシュタイン医科大学は、「体温を1度C上げると、ウイルスを殺す免疫力が5~10倍になる」と発表しています。
これは、驚くべきことです。
生理学研究所(日本)は、「免疫をになう細胞『マクロファージ』が体温で活発になるしくみを解明。それは37度C台で活性化、38,5度でより増強する。」と2012年に発表しています。
つまり免疫力のある状態とは、体温の高い状態。自在に発熱できる状態といえるのです。
基礎疾患のない元気な赤ちゃんや小さな子供は、新型コロナにかかりずらく。重症化しずらいと言われています。
その理由は、体温が高く、免疫力が高い体質だからです。
大人が免疫力を上げるには、この子供の体質に学ぶところが大きいのではないでしょうか。