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うつ病の根本原因は体温にある?

50年前の人と比べて今を生きる人は、体温が1度も低くなっていると言われています。現在、様々な病気を抱える人は多くなっていることからも、低体温化が大きく関わっていると言えます。

 

皆さんは、体温が「1度低い位なら、たいしたことではない」と思うかもしれません。ですが、体温が1度低いだけで、体内の環境は大きく変化するほど大変なことになります。

 

体は、体外から取り入れた酸素や栄養を利用して、必要な様々な物質に変えて、またエネルギーを出し入れしたり、細胞分裂をしたりしています。

 

これを「代謝」といいますが、最も重要なのがエネルギー(熱)をつくり出すことです。このエネルギーによって生命活動(基礎代謝)を営んでいます。

 

そして使われずに残ったエネルギーが「熱」となり、その70%以上が体温維持に使われています。

 

基礎代謝とは、横になって動かない状態でも呼吸をしたり、内蔵などは働いているので、それにより消費される最低限必要なエネルギー(カロリー)です。

 

体が熱を持つのは、代謝で作られた熱が血液などの体液を温めて全身を循環させているからでもあります。ですから、血液の循環が悪くなると、温かい血液が全身に回らなくなります。

 

人間の体は、体温が37~38℃位で一番よく働くようになっています。この体温であれば、代謝にかかわっている体内の酵素が最も活性化するからです。

 

体内のすべての化学反応は酵素によって行われています。ですから、いくら体に良い栄養をいれても、酵素が働かないと消化も吸収もできません。

 

体内には、消化酵素や代謝酵素などが何千種類もあり、例えば、デンプンはアミラーゼという消化酵素によってブドウ糖となり、脂肪はリパーゼという消化酵素により脂肪酸に分解されています。

 

そうのため、体温が一度下がるということは、酵素の働きが悪くなるために、代謝率は12%低下すると言われています。つまり、酵素が十分に働かないと体が必要とする栄養素がつくれなくなってしまい、体の栄養が不足します。

 

そうなると、血液の流れが悪くなってしまったり、自律神経が乱れたりします。

 

免疫力に至っては30%減少すると言われています。さらに怖いのは、体温が35度台になると、ガン細胞の活動が活性化してしまうことです。

 

体温を維持することがいかに大事なのか、説明させていただきました。

 

今を生きる人は、50年前より体温が1度低いため、うつ病だけではなくガンや動脈硬化、糖尿病などの人が増えています。

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