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体温が上がればリウマチ・関節炎の痛みは和らぐ
リウマチや関節炎は、関節に炎症が起こって痛みや腫れが現れるものですが、関節炎は主に老化によって起こるものに対して、リウマチは自己免疫疾患の一つとして捉えられています。
しかし、両者ともに寒い冬に悪化したり、湿気の多い梅雨の時期に症状が現れやすくなることからも、冷えや体内の水分に関係していることは明らかです。
実際に、痛むときにはお風呂にゆっくり浸かったり、温湿布を貼るなどして温めると、痛みが和らいでいることでもお分かりではないでしょうか?
体温が低くて冷えていると、血流だけではなくリンパ液の流れも悪くなります。そうなると余分な水分が体外に排出されず、体内に溜まってしまいます。水には冷やす性質がありますから、水の溜まった場所は冷やされて代謝機能も低下します。
これによって水が溜まった場所は冷えた場所には老廃物という毒素が溜まりやすくなり、その毒素を免疫細胞が排除しようと攻撃をすることとで炎症が起こり、痛みとして現れます。これが関節に現れるのが、リウマチや関節炎です。
関節は、曲げたり伸ばしたり、ひねったりと、意外と運動量の多い部分のため、動きを円滑にする潤滑油の役割を果たす液体が、関節部分には収められています。もともと水分があるので冷えやすく、また水が溜まりやすい部分と言えます。
それに加えて関節は、筋肉や脂肪の量が少なくなっています。その代わり、頑丈な靭帯や腱で固定されて守られていますが、筋肉や脂肪が少ないことで外界の環境が直接伝わります。
温度が低くなる冬は、寒さが関節を直撃しますし、湿気の多い梅雨には関節に水が溜まるため、冷えから炎症を起こしやすい状況にあるわけです。
それなら体温を上げて血流をよくすれば、痛みが解消するのは明らかです。